お祝い事や感謝の気持ちを伝えるときに、商品券やギフトカードを贈る方も多いと思います。
でも、いざ送るとなると「どうやって送れば安全?」「送り方にルールってあるの?」と悩んでしまいますよね。
そこで、今回は商品券やギフトカードの送り方と、発送時の注意点をわかりやすくまとめました。
商品券・ギフトカードの送り方と選べる発送方法
金券類を送る際に重要なのは、「補償が必要かどうか」と「相手がきちんと受け取れるか」です。
金券を安全に送る方法として推奨されているのは「書留(簡易・一般)」「ゆうパック」「レターパックプラス」のいずれかです。
以下は、代表的な発送方法と特徴をまとめた表です。
普通郵便でも送れないことはありませんが、追跡も補償もなく、安心とは言いがたいです。
ギフトカードの金額が高額な場合は、必ず補償付きの方法を選びましょう。
レターパックプラスが断然おすすめな理由
レターパックには「プラス(赤色)」と「ライト(青色)」の2種類があります。
ギフトカードの送付に最適なのは、断然レターパックプラスです。
その理由を、以下の表にまとめました。
レターパックプラスは、対面での受け渡し・追跡機能あり・全国一律料金と、非常にバランスの取れた配送手段です。
ローソンなどのコンビニや郵便局で手軽に購入できますし、複数枚まとめ買いも可能。
ただし、現金は入れられませんのでご注意を。
書留の種類と選び方
書留は「一般書留」と「簡易書留」の2種類があります。
送る金券の金額に応じて使い分けが必要です。
書留の種類 | 基本料金への追加料金 | 補償上限 | 特徴 |
---|---|---|---|
一般書留 | +480円~ | 最大500万円まで | 送達過程全てを記録、手厚い補償あり |
簡易書留 | +350円 | 5万円まで | 引受・配達のみ記録、費用抑えめ |
現金を送る場合は、これとは別に「現金書留」専用封筒を使う必要があります。
商品券の場合は、現金書留を使う必要はありません。
現金書留を使う場合の注意点
現金を送るときは、普通の封筒ではNGです。
「現金書留専用封筒」(1枚21円)を使い、郵便局窓口から発送しましょう。
費用項目 | 内容 |
---|---|
基本料金 | 通常の郵便料金+書留料480円 |
補償上限 | 1万円まで、以後5千円ごとに+11円(最大50万円) |
記録 | 引受から配達まで全て記録 |
万一のトラブルでも、補償がしっかりしているので安心です。
ゆうパックの特徴と使いどころ
ゆうパックでは金券や商品券の送付も可能ですが、送料が高めな点に注意が必要です。
ただし、商品と一緒に贈るときや、補償金額をしっかり確保したいときにはおすすめです。
特徴項目 | 内容 |
---|---|
補償上限 | 通常30万円まで、セキュリティ追加で50万円まで |
発送場所 | 郵便局・ローソン・集荷依頼も可 |
追跡と記録 | 引受から配達まで記録、追跡も可能 |
補償付きで品物との同梱も可能な点が、ゆうパックならではのメリットです。
ただし、現金は送れません。
宅配便で金券は送れるの?
ヤマト運輸や佐川急便などの宅配便サービスでは、金券やギフトカードの送付は法律で禁止されています。
商品券やプリペイドカードも「有価証券」に該当し、送付対象外です。
発送方法にはくれぐれも注意しましょう。
普通郵便で送るのはどうなのか
普通郵便で商品券を送ることも可能ですが、追跡や補償は一切なく、配達もポスト投函です。
500円程度のギフトカードならよいかもしれませんが、それ以上の金額になるとリスクが高くなります。
品名欄の記載方法とマナー
レターパックやゆうパックを使う場合は、品名欄に内容物を記載する必要があります。
記入内容は、以下を参考にしてください。
-
レターパック →「書類」などの抽象的な表現がおすすめ(安全重視)
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ゆうパック → 補償対象にしたいなら「商品券(種類・枚数)」を明記
ただし、受取人にとっては中身が明示されているのは好ましくない場合もあるので、状況を見て判断を
商品券の購入は楽天が便利!
商品券やギフトカードは、楽天市場などのオンラインショップで購入するのが便利です。
直接相手に配送してもらえるので、自分で梱包や発送を行う必要がありません。
配送方法も選べるので、贈り物にぴったりです。
まとめ:金券類の発送方法比較表
最後に、送る金額や用途に応じた発送方法を一覧にまとめました。
以上が、商品券やギフトカードの送り方に関する完全ガイドです。
贈る相手に安心して受け取ってもらえるよう、送付方法にはしっかり気を配りましょう。