韓国へ旅行に行くと、さまざまな場面で電話を使うことがあります。
たとえば、お店の場所を確認したり、ホテルに連絡したり、トラブルが起きたときにも役立ちます。
でも、日本と韓国では、電話のかけ方にいくつか違いがあります。
このページでは、韓国での電話の使い方を、わかりやすく説明していきます。
旅行の前に知っておけば、いざというときにとても安心です。
韓国へ電話をかける方法とポイント
日本から韓国に電話をかけたいときは、ちょっとしたコツがあります。
最初に必要なのが、韓国の「国番号」です。
韓国の国番号は「82」なので、電話番号の前につけましょう。
さらに、韓国国内で使われる「市外局番の0」は、国際電話のときには必要ありません。
たとえば、ソウルの市外局番は「02」ですが、電話をかけるときには「0」を省いて「2」にします。
つまり、こんなふうに入力します。
「+82-2-3333-XXXX」
番号の入力を間違えないように、落ち着いてゆっくりかけましょう。
地方別の市外局番一覧
韓国では、地域ごとに決まった市外局番が使われています。
この市外局番は、他の地域から電話をかけるときや、国外からの通話に必要です。
でも、同じ地域どうしで電話をかけるときには、省略されていることもあります。
看板や観光パンフレットには、市外局番が書かれていない場合もあります。
旅行中に戸惑わないように、代表的な地域の市外局番を下にまとめておきます。
旅の計画を立てるときや、現地で電話を使うときに、ぜひ参考にしてください。
韓国で使われている携帯電話の番号について
韓国の携帯電話番号は、固定電話とは少し仕組みがちがいます。
たとえば、日本では「090」や「080」から始まる番号が多いですね。
韓国では、たいてい「010」で始まる番号が使われています。
このあとに8けたの番号が続きます。
外国から電話をかけるときは、固定電話と同じく「0」を抜きます。
つまり、「+82-10-1234-XXXX」のように入力すれば、韓国の携帯電話にかかります。
電話番号の形が少し違うので、覚えておくと便利です。
日本への電話のかけ方(韓国から)
韓国にいて、日本へ電話をかけたいときはどうすればよいでしょうか?
まず、日本の国番号「81」を最初に入れます。
そのあと、日本の市外局番から「0」を外してかけましょう。
たとえば、東京「03-3333-XXXX」に電話をしたいときは、こうなります。
「+81-3-3333-XXXX」
日本のスマートフォンを韓国で使っている場合でも、同じ手順でかけることができます。
かけ方を知っていれば、友だちや家族にすぐに連絡できて安心です。
旅行者向けの観光案内電話「1330」
韓国では、観光客のための便利な電話案内サービスがあります。
その番号は「1330」です。
市外局番なしでかけることができ、日本語や英語など、いろいろな言葉に対応しています。
朝から夕方までにかけると、各地の観光案内センターにつながります。
夜6時をすぎると、ソウルの案内センターに切り替わります。
電話をすると、音声ガイドが流れてきます。
日本語で話を聞きたいときは、音声ガイドで「3番」を選んでください。
観光地の情報や、交通機関の案内など、わからないことがあれば気軽に聞いてみましょう。
ソウル市のタサンコールセンターも便利
ソウルに滞在しているなら、「タサンコールセンター(120)」もおすすめです。
この電話番号は、ソウル市が提供しているサービスで、日本語にも対応しています。
観光だけでなく、道に迷ったときや困ったことがあったときにも頼りになります。
市内の交通、施設の営業時間、イベント情報など、いろいろなことを聞くことができます。
とても親切に教えてくれるので、ぜひ利用してみてください。
緊急事態での電話番号はこれをチェック!
旅行中、けがや病気、事故などの緊急事態が起きることもあります。
そんなときにすぐ連絡できるように、韓国の緊急電話番号を覚えておきましょう。
用途 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 112 |
消防・救急 | 119 |
応急医療(英語) | 1339 |
警察には「112」、火事や病気などのときは「119」にかけましょう。
英語で医療の相談をしたいときは「1339」が便利です。
番号は短くて覚えやすいので、旅行前にメモしておくと安心です。
韓国での電話の使い方を知っておくと、旅行がもっと安心で快適になります。
はじめは少し難しそうに見えるかもしれませんが、一度覚えてしまえばとてもかんたんです。
ぜひ、このガイドを参考にして、楽しい旅にしてくださいね。